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９月２０日（日）瀬戸内激走族 結局あまり寝てないまま朝。バタバタと支度をして充実した福岡・直方に別れを告げる。ここから飛行機でまっすぐに地元へ戻る友人を駅に見送り、駅でお土産を買い込んで直方の友人と別れた。時刻は１０：３０。 今日はひたすら大阪へ向けて走る。昨日渡った関門橋を三たび渡り本州、山陽自動車道に針路を取り広島で途中下車。お目当てはもちろんお好み焼きだ。インターから市街へ向けて走り、繁華街の隅の駐車場へ。管理人のおばちゃんが函館ナンバーに驚き話しかけてきた。言われてみれば遠くへきたもんだ、と改めて実感。 昨日の直方に引き続きアーケード街を練り歩く。お土産にＴＶゲーム「ぷよぷよ」が紅葉饅頭になった「ぷよまん」を買う。入ったお好み焼き屋で出てきた広島焼きはでかいことこの上なし。具合悪くなるくらい押し込んで店を出る。再び大阪へ向けて走り出す。 岡山を過ぎると日が暮れ始めた。大阪に帰る前のもう一つのイベント、明石海峡大橋が近づく。明石で高速を降りおやつ代わりの明石焼き。一度淡路に渡るためにフェリーに乗船、海峡の夜風が涼しい。淡路到着後インターから徳島淡路自動車道で再び神戸を目指す。立ち寄った海峡を望むサービスエリアはとにかく巨大、虹色に変化する明石大橋を見物し、いざ渡橋。世界最長の吊り橋に心が躍る。３車線の左側、美しい夜景を正面にゆっくりと、ＢＧＭは友達の持ってきたスピッツ「運命の人」、これはずっと忘れない曲になるだろう。 綺麗な景色ついでに阪神高速湾岸線、湾岸のロマンチックな景色を楽しみながらから大阪環状線。片側５車線右回りの高速は偉容を誇り、首都高環状線とは違った走りの難しさがある。合流から６００メートル先の出口へ向け５車線を右から左へ横切る。運転マナーの悪い函館で鍛えたこの腕みせるでえ！とばかりに斜め走りで無事一般道へ。 時間は既に２１：００を過ぎたが友人の計らいで道頓堀を散歩、あちこち名所を案内して貰う。立ち食いの金龍ラーメンが旨い。ひとしきり散歩で疲れ喫茶店で飲んだアイスコーヒーが濃くて美味しい。歩き疲れて口数も少なくなった２３：３０、天王寺のホテルに泊まる一人を降ろし、もう一人の家がある大東市まで走る。友人と別れを告げた０：３０、今夜は疲れた体をのんびりさせようと健康ランドを探す。数年前の記憶で京都の南にある事を思い出した。 枚方・高槻あたりで遠回りしながら京都到着、が記憶の場所にはそれは無い。くまなく探すが無い。京都伏見・宇治を深夜にぐるぐる１時間半、見つからないのであきらめて琵琶湖を目指す。大津から更に北、結局長浜まで走ってしまい時刻は朝４：３０、１８時間も走りっぱなしの体は電池切れ、道の駅で就寝。後で聞いたらちゃんと宇治の国道沿いにそれはあるらしかった。 |